2025/26シーズンMVPレースの現状分析
海外メディアの視点
2025/26シーズンもまだ始まったばかりでMVPレースの結論を出すには早いが、ESPNのザック・クラムによると、過去のMVP受賞者たちがキャリア最高のシーズンを迎える可能性がある。現在のペースで進むと、ナゲッツのニコラ・ヨキッチ(32.9)による選手効率評価(PER)のシーズン記録は、サンダーのシャイ・ギルジャス・アレクサンダー(33.5)、バックスのヤニス・アデトクンボ(34.6)、そしてヨキッチ自身(37.0)により更新される見込み。特に、ヨキッチは29.6得点、12.8リバウンド、11.1アシストを記録し、驚異的なシュート率を誇っている。ギルジャス・アレクサンダーも32.2得点、6.6アシストを記録し、サンダーはNBAで最も優れた成績(17勝1敗)を収めている。アデトクンボは、今シーズンの得点(31.2)、アシスト(6.8)、フィールドゴール成功率(62.9%)のいずれもキャリアハイを更新中で、バックスの攻撃力を大きく引き上げている。これらの選手たちがMVPレースをどのように展開するか、今後の展望に注目が集まる。
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シェパードがロケッツの先発デビュー、成長を見せる
ヒューストン・ロケッツのガード、リード・シェパードは今季初の先発出場を果たし、フィニックスでの試合では2本のシュート成功に対し9本を外したものの、5アシストと3スティールを記録した。シェパードがコートにいる間、ロケッツはプラス6のスコアを記録し、彼の出場時間中に相手を8試合連続で上回る結果を残している。21歳のシェパードは、今季の平均得点13.1、アシスト3.2と成長を見せており、ヘッドコーチのイメ・ウドカは「彼が得ている機会を活かしている」と評価している。さらに、メンフィス・グリズリーズのザック・イーディは、オフシーズンの足首手術から復帰後、頭部の怪我で早退。彼が欠場するとチームにとって大きな痛手となると報じられている。
レブロン・ジェームズ、今季以降のプレーについて未定
クリス・ポールが2025/26シーズンが自身のNBA最後の年であることを確認する中、レブロン・ジェームズは今後のキャリアについて未だ決断を下していない。ESPNのデイブ・マクメナミンによると、レイカーズのスター選手には、今季以降も続けるかどうかの明確な意向がないという。レブロンは21シーズン連続でオールNBAに選出されており、その記録を22シーズンに延ばすためには、残り66試合中63試合に出場する必要がある。もし今季が最後のシーズンだと認識しているなら、レブロンは健康であれば、特にアウェイゲームでは出場を続ける義務を感じるかもしれない。しかし、2026/27シーズンに復帰する可能性があると考えている場合、「お別れツアー」は考慮しないだろう。レイカーズは今後のシーズンに11回のバック・トゥ・バックがあり、レブロンは41歳を迎えるため、チームは彼の出場時間を慎重に管理する可能性が高い。レッドickヘッドコーチは、オールNBA選出が彼のキャリアにおいて重要ではないとし、レブロンのレガシーにとって最も重要なことは、今季中に5度目のチャンピオンシップを獲得することだと述べている。
【注目】レブロン・ジェームズ、今季が最後になるか未定
レブロン・ジェームズは今季23年目のNBAシーズンを迎えたが、今後のキャリアについての議論が巻き起こっている。ESPNのデイブ・マクメナミンによると、レブロンは来季をプレーするかどうか決めかねているとのこと。彼の記録的な21年連続オールNBAチーム選出の維持が危ぶまれる中、レブロンは今季の体調やプレーへの情熱を考慮しながら、引退ツアーのような形でのプレーを検討している。特に、右側の坐骨神経痛により最初の14試合を欠場した影響もあり、身体的な状態が今後の決断に大きく影響するだろう。レブロンは身体管理において他の選手よりも優れているが、41歳でのプレーに必要な努力を続ける意欲があるのかも重要なポイントだ。彼が来季もプレーする場合、フリーエージェントとしてレイカーズに留まるのか、他のチームに移籍するのかも注目される。