グリズリーズ、チャーリー・ブラウンJr.を獲得しタイラー・バートンを解雇
海外メディアの視点
メンフィス・グリズリーズは、ガードのチャーリー・ブラウンJr.と契約し、フォワードのタイラー・バートンを解雇したと発表しました。ブラウンは、昨年10月にカール・アンソニー・タウンズをニューヨークに移籍させるトレードの一環としてシャーロットに送られ、シーズン開始前に解雇されました。その後、Gリーグのラプターズ905でプレーし、21試合で平均12.5得点、3.6リバウンド、2.2アシストを記録。特に、1試合で9スティールを記録し、リーグ記録に並ぶ活躍を見せました。ブラウンは、2019年にドラフト外で入団以来、5チームで49試合に出場していますが、2022年以降のNBAでの出場は限られています。グリズリーズは、ブラウンがエグジビット10契約であると仮定しており、Gリーグのメンフィス・ハスルで60日以上過ごすことで最大85,300ドルのボーナスを得る可能性があります。一方、バートンはキャンプ契約で早期にサインされ、昨シーズンはハスルで8試合に出場し、平均2.5得点、2.9リバウンドを記録しました。彼もハスルに戻る見込みで、エグジビット10ボーナスを得るチャンスがあります。
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ジャズがマックス・アブマスとキャメロン・マグリフを解雇
ユタ・ジャズは、保証のない契約を結んでいたガードのマックス・アブマスとフォワードのキャメロン・マグリフを解雇したと発表しました。両選手は10月6日にエキシビジョン10契約を結び、プレシーズンの最初の3試合に参加しましたが、試合には出場しませんでした。アブマスは2024/25シーズンにサルトレイクシティ・スターズでプロデビューし、50試合で平均13.8得点、4.8アシスト、3.0リバウンドを記録しました。一方、マグリフは2020年にオクラホマ州立大学からドラフト外でプロ入りし、Gリーグや海外リーグでプレーしてきました。彼は2021/22シーズンにポートランドで10日契約で3試合出場した経験もあります。現在、両選手はスターズに戻る可能性が高く、ジャズはプレシーズンロースターに2つの空き枠を持っています。今後、ペドロ・ブラッドショーをエキシビジョン10契約で獲得する可能性があると見られています。
ネッツがマラキ・スミスと契約、Gリーグからの新戦力獲得
ブルックリン・ネッツは、フリーエージェントのガード、マラキ・スミスと契約したことを発表しました。スミスは2023年にゴンザガ大学からドラフト外でプロ入りし、Gリーグでの経験を積んできました。昨シーズンはメンフィス・ハスルで46試合に出場し、平均11.4得点、4.2リバウンド、3.1アシストを記録。フィールドゴール成功率は50.1%、3ポイント成功率は34.7%と、攻撃面でのポテンシャルを示しています。ネッツはスミスの権利を獲得しており、今後数日内に彼を解雇し、ロングアイランド・ネッツでのGリーグシーズンに参加させる計画のようです。ネッツは、選手の契約構造を工夫しており、ボーナスがサラリーキャップに影響を与える形で契約を進めています。今後のスミスの成長が期待される中、ネッツの戦力強化にどのように寄与するか注目されます。
ニックスの最終ロースター争い:シャンメット、ブログドン、マシューズの競争
ニューヨーク・ニックスは、ロースターの最後のスポットを巡って、ランドリー・シャンメット、マルコム・ブログドン、ギャリソン・マシューズの3人のベテラン選手が激しい競争を繰り広げている。現在、ニックスは14人の選手と標準契約を結んでおり、最大15人まで保持可能だが、チームの年俸総額はCBAの規則により2億780万ドルを超えることができないため、1人のベテランしか保持できない状況にある。もし2人を残す場合、マイルズ・マクブライド、パコム・ダディエ、タイラー・コレクのいずれかをトレードする必要がある。ニックスは今シーズンのNBAチャンピオンシップを目指しており、ロースターの決定は非常に重要である。若手選手を重視するのか、ベテランを優先するのか、チームの方針が問われる局面だ。現地の専門家は、ニックスが他チームとの対話を進めていることを指摘しており、今後の動向に注目が集まっている。