ブルックリン・ネッツ、再建期の戦略を明言:ドラフトピック獲得を目指す
海外メディアの視点
ブルックリン・ネッツのオーナー、ジョー・ツァイは今シーズンのチーム戦略について明言しました。彼は、ネッツが再建の年に入っており、2025年のNBAドラフトでの良いピックを狙っていると述べています。昨年のドラフトでは全てのファーストラウンドピックを使い、今夏にはキャム・ジョンソンやドリアン・フィニー=スミス、デニス・シュルーダー、ダンテ・ラッセルを放出しました。チームはキャム・トーマスとマイケル・ポーター・ジュニアに攻撃を託け、若いチームを形成しています。2026年のドラフトピックも視野に入れ、強力な新人が揃う今後のドラフトに期待を寄せています。ネッツだけでなく、ユタやワシントンなど他のチームも同様の戦略を採用しており、ポストシーズン進出を狙うチームが早期にこの戦略にシフトすることが予想されます。
🔗関連記事
レイカーズの化学反応についてJJレディックが冷静な見解
レイカーズのヘッドコーチ、JJレディックは、プレシーズン中の試合数が多いためにチームの化学反応が欠けているのではないかという懸念に対し、冷静な姿勢を示しました。記者からの質問に対して、レディックは「皆さんがこの問題にこだわりすぎている」と指摘し、チームの状況を受け入れる必要があると強調しました。レイカーズは、レブロン・ジェームズやルカ・ドンチッチ、マーカス・スマートが欠場する中で、ゴールデンステート・ウォリアーズに126-116で勝利しました。レディックは、今後の試合でスマートがプレーする計画があることを明かし、プレシーズンの試合数が多いことについても肯定的に捉えています。彼は、レイカーズファンが世界中にいることを考慮し、プレシーズンの試合が多様な場所で行われることの重要性を語りました。今後の試合に向けて、チームの健康状態が鍵となるでしょう。
ピストンズ、オーサー・トンプソンの役割拡大を模索
ピストンズは昨シーズンのプレーオフ進出を受け、スターガードのケイド・カニンガムを中心にチームの戦略を模索しています。特に注目されているのが、3年目のウィング選手オーサー・トンプソンに対するボールハンドリングの役割拡大です。昨シーズンはファストブレイクやダンクに限定されていたトンプソンですが、今季に向けてその役割を広げることで、彼がどのように対応するかを見極めようとしています。ヘッドコーチのJ.B.ビッカースタッフは、トンプソンがボールを持った時のテンポや、彼が持つ脅威が相手チームの守り方を変えると強調しています。また、カニンガムをオフボールでより自由に動かす方法も模索しており、これにより彼の得点機会を増やす狙いがあります。カニンガム自身もトンプソンのオフェンスの起点としての能力を高く評価しており、プレシーズンを通じてその役割に慣れていくことがチームにとって大きな武器になると語っています。今後の展望として、トンプソンの成長がピストンズの攻撃力向上に寄与することが期待されています。
スティーブ・カーの将来に不透明感、ウォリアーズGMが言及
ゴールデンステート・ウォリアーズのゼネラルマネージャー、マイク・ダンリービーは、スティーブ・カー監督の将来についての不透明感を認めた。カーは2024年2月にサインした2年契約の最終年を迎えており、ダンリービーはカーがこのフランチャイズにとって重要な存在であることを強調した。彼はカーがシーズンを通じてどのように感じるかを見極めるための時間を与える意向を示し、カーがウォリアーズでのキャリアを選手たちと共に終えることを望んでいると述べた。カー自身も、契約の残り1年については特に気にしておらず、シーズンの進行を見守る姿勢を示している。ダンリービーは、カーがチームを去ることを想像するのは難しいとし、今後の展望についてはカーの意向を尊重する考えを示した。ウォリアーズは現在、カーの指導のもとでシーズンを迎える準備を進めているが、彼の将来に関する議論は続く見込みだ。